羽田でパックご飯2,000個を子どもたちへ ヴィンテージ時計店ファイアーキッズ代表・佐藤和男さんが「こどもごちめし」アンバサダーに就任

横浜・中野・銀座でヴィンテージ時計専門店を営む株式会社ファイアーキッズ(本社:東京都港区)の代表取締役兼オーナー、佐藤和男さんが、子どもの食を支える「こどもごちめし」のアンバサダーに就任しました。こどもごちめしは、音楽プロデューサーの今井了介さんが会長を務めるNPO法人 Kids Future Passportが運営する事業です。アンバサダーとして最初の取り組みは、2026年11月22日(日)・23日(月・祝)に羽田エアポートガーデンで開かれるチャリティイベント「こどもごちめし Presents おいしいクリスマス」への物品協賛です。電子レンジで温めればすぐに食べられるパックご飯2,000個を提供し、当日は佐藤さん自身も会場に立って、子どもたちに直接手渡しします。

子どもの約9人に1人が厳しい暮らしの中に
厚生労働省の「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」によると、17歳以下の子どもの貧困率は11.0%でした。前回調査(2021年)の11.5%からの低下は0.5ポイントにとどまり、およそ9人に1人の子どもが所得の面で厳しい暮らしをしていることになります。
子どもの食を支える場として広がってきた子ども食堂は、運営する人たちの善意によって成り立っているぶん、担い手の高齢化や負担の大きさから続けにくくなる面があります。さらに、支援を受ける家庭の側には「施しを受けている」と感じて足を運びにくいという心理的な壁もある、とこどもごちめしは指摘しています。そこでこどもごちめしは、地域の飲食店を拠点にして、子どもたちが外食のように気兼ねなく食事ができる仕組みづくりを進めています。
時計も子どもの未来も「次の世代へつなぐ価値あるもの」
佐藤さんは2022年、1995年に横浜・白楽で創業したファイアーキッズを事業承継しました。長い年月を経た時計を修理職人の手で整え、次の持ち主へ受け渡す――その仕事の根っこにあるのが「価値あるものを未来につなぐ」という考え方です。創業30周年を迎えた今は、時計だけでなく、十割蕎麦やお米といった日本の食文化や職人の技を次の世代へ受け継ぐ取り組みにも広げていて、秋田県の米農家の支援もその一つです。
佐藤さん自身、給食費もまともに払えないほど経済的に余裕のない家庭で育ちました。子どもの約9人に1人が厳しい暮らしの中にいるという現実は、佐藤さんにとって他人事ではありません。子どもたちの未来もまた、時計や文化と同じように次の世代へつないでいくべき「価値あるもの」だと考えています。
一人ひとりの善意だけに頼らず、地域の飲食店を拠点に支援を続けられる形をつくる。こどもごちめしのこの考え方に、佐藤さんは事業を営む立場から強く共感しました。善意だけでは途切れてしまうものを仕組みで続けていく姿勢は、修理の技術と体制を整えて古い時計を何十年先まで使えるようにしてきた同社の歩みとも重なります。また佐藤さんは、食べ物を配って終わりではなく、その場面を多くの人に見てもらい、子どもの食をめぐる課題を知ってもらうところまでが支援だと考えています。まとまった数のパックご飯を用意し、自ら会場で手渡しするのも、会場を訪れた人や報道でこのニュースに触れた人がこどもごちめしを知り、次の支援者になるきっかけをつくりたいという思いからです。
Kids Future Passport会長の今井了介さんは、古きよき時計の価値を次の世代へつなぐファイアーキッズが未来を担う子どもたちにも力を貸してくれることへの深い感謝を述べています。そして、大切なものを受け継ぐ思いと、それを事業として続ける実行力をあわせ持つ佐藤さんの賛同をうれしく心強く思うとし、これからもさまざまな場面で共に、子どもたちのために何ができるかを考えて形にしていきたいとコメントしています。
羽田の吹き抜けで2日間開催「おいしいクリスマス」
「おいしいクリスマス」は、「おいしいを、贈ろう」をテーマに、子ども・家族・企業・アーティスト・来場者がつながる体験型のチャリティイベントです。会場は羽田空港第3ターミナルと直結する商業施設・羽田エアポートガーデンのグランドホワイエ(吹き抜け)で、2日間で約3,000人の来場が見込まれています。中央の櫓(やぐら)をメインステージに、ライブやトークセッション、食の提供、子ども向けワークショップ、クリスマスギフトの配布などが予定されています。来場者はQRコードなどからこどもごちめしへ寄付ができ、イベントを楽しむこと自体が次の子どもへの支援につながる仕組みです。
- イベント名:ごちめし Presents おいしいクリスマス @ 羽田エアポートガーデン
- 日程:2026年11月22日(日)・23日(月・祝)10:00〜
- 会場:羽田エアポートガーデン グランドホワイエ(羽田空港第3ターミナル直結)
- 主催:NPO法人 Kids Future Passport
- 主な内容(予定):アーティストライブ、トークセッション、食事・スイーツの提供、子ども向けワークショップ、クリスマスギフトの配布、こどもごちめしへの寄付
- ファイアーキッズの協賛内容:パックご飯2,000個の提供と配布(配布方法はイベント公式サイトで案内)
- 入場料:無料
時計店の店頭や動画からも支援の輪を広げる
こどもごちめしでは、1回ごとの寄付や毎月定額の支援を受け付けているほか、2026年9月からはYahoo!ネット募金での受け付けも始まっています。佐藤さんはアンバサダーとして、今井さんから譲り受けた時計の店頭展示や公式YouTubeチャンネルでの発信、今回のようなイベントへの参加を通じて、時計を見に来たお客さんや動画の視聴者がこどもごちめしの活動を知るきっかけをつくっていきます。店頭では、こどもごちめしへの参加に関する相談も受け付けます。
出典:株式会社ファイアーキッズ


