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企業の本業が子どもの体験に。大学生がつくる居場所「ゆーすぽっと」で協働プログラム「TRIAS」開始

企業の本業が子どもの体験に。大学生がつくる居場所「ゆーすぽっと」で協働プログラム「TRIAS」開始

NPO法人OIKOS(本部:東京都杉並区/代表理事:古川陽登)は、大学生がつくる子どもの居場所「ゆーすぽっと」で、企業協働プログラム「TRIAS(トリアス)」を開始しました。企業が本業として持つ強みを、子どもたちの体験に変えるための取り組みです。2026年度は、単発企画パートナーを先行3社に限り無償で募集しています(活動経費・材料費は実費)。

企業の本業が子どもの体験に。大学生がつくる居場所「ゆーすぽっと」で協働プログラム「TRIAS」開始

「ゆーすぽっと」ってどんな場所?

ゆーすぽっとは、大学のキャンパスなどで月1〜3回、無料で開かれている子どもの居場所です。子どもたちは大学生と一緒に、食堂でごはんを食べたり、遊んだり、宿題をしたり、何もしない時間を過ごしたりします。安全管理や保険などの仕組みは本部が整え、各大学での立ち上げから継続までをサポートしています。

2026年11月現在、首都圏の9拠点で定期開催されており、関西を含む5拠点で立ち上げの準備が進んでいます。2026年11月6日時点で、これまでに参加した子どもはのべ881名、大学生は239名(実人数)です。毎月の活動を支えるマンスリーサポーター「フィロス」は261名にのぼります。また、ゆーすぽっとは2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞 仕組みのデザイン部門を受賞しています。

企業の本業が子どもの体験に。大学生がつくる居場所「ゆーすぽっと」で協働プログラム「TRIAS」開始

パン屋さんや田んぼでの体験を、仕組みとして続けるために

ゆーすぽっとではこれまでも、企業の協力のもと、パン屋さんでの職業体験や田植え・稲刈りなど、ふだんはなかなか触れられない仕事や自然に親しむ機会をつくってきました。ただ、こうした協働は個別の出会いに頼っていて、新しい企業とも同じ質で続けていくための型がありませんでした。

そこで生まれたのがTRIASです。企画づくりから安全な実施、報告までをひとつの仕組みにまとめています。名前はギリシャ語で「三者」を意味し、子ども・大学生・企業の三者それぞれに益をもたらすことをめざしています。

三者が受け取るもの

  • 子ども:本物に触れる体験と、働く大人との出会い
  • 大学生:企業と一緒に企画を設計し、当日の運営までやり遂げる経験
  • 企業:本業の強み(人、場所、製品、知見)を子どもの体験に変え、社員が現場に立つ機会に
企業の本業が子どもの体験に。大学生がつくる居場所「ゆーすぽっと」で協働プログラム「TRIAS」開始

参加のかたちと、2026年度の先行募集

企業の関わり方は3つ用意されています。

  • 物品・場所のご提供(0円):製品、施設、備品などの提供
  • 単発企画パートナー(30万円から):本業を生かした体験企画を大学生と設計・実施(経費・材料費は実費)
  • 年間パートナー(100万円から):四半期に1回、年4回の企画で運営を支える

2026年度は、単発企画パートナーを先行3社に限り無償で受け付けます(経費・材料費は実費)。企画設計、当日の運営、保険、写真撮影、実施レポートまで通常と同じ内容で行い、企業と子どもと大学生が一緒に企画をつくる型を最初の3社とつくっていきます。無償枠は3社に達した時点で終了します。最初の相談から実施後の報告までは、最短で3か月です。

企画のテーマは、食・農、ものづくり、お金・経済、仕事体験、スポーツ・からだ、季節の行事など。業種を問わず、それぞれの事業に合わせて設計されます。「何ができるか分からない」という段階からオンライン30分で相談でき、この段階で費用はかかりません。企業からの相談は info@npo-oikos.com(件名に「TRIAS」と記載)で受け付けています。

代表理事の古川陽登さんは、これまでの協働で企業が田んぼやお店の場を開き、大学生が子どもに付き添うことで、ふだん触れにくい仕事や自然にふれる一日が生まれてきたと振り返ります。そのうえで、その一日を一つの出会いに頼るのではなく、どの企業とも安全に続けてつくれるようにしたいとし、寄付や協賛をお願いするのではなく、その企業だからこそできることを子どもと大学生と一緒に形にしていきたいと話しています。

なお、ゆーすぽっとの運営は、月100円から毎月の活動を支えるマンスリーサポーター「フィロス」や単発の寄付、経営・デザイン・広報・法務などの専門性を生かしたプロボノといった形でも支えることができます。

出典:特定非営利活動法人OIKOS