「食べてみたい!」をつくる仕事を子どもたちへ 食品会社社員から転身したフードカメラマンが杉並区の小中学生向けキャリア教材「地域のお仕事ガイドブックDX」に掲載


料理を「美味しそう!」に見せるフード撮影のお仕事
東京都杉並区の株式会社Light & Green(代表取締役:太田笙子)が、杉並区の小中学生向けキャリア教育教材「地域のお仕事ガイドブックDX」に「フード撮影のお仕事」として掲載されました。教材では、フード撮影を「お店などで提供する料理を『美味しそう!』に写真で表現し、『食べてみたい』と思ってもらう仕事」と説明しています。
カメラや照明を使う撮影技術だけでなく、料理に関する知識やセンスも必要な仕事であることにも触れています。撮影した写真は、ポスター、Web広告、メニュー、カタログ、雑誌、本など、さまざまな場所で使われていることも紹介されています。
一枚の写真ができあがるまで
教材では「メニュー撮影」と「プロモーション撮影」という実際の仕事を例に、写真が完成するまでの工程も掲載しています。紹介されている流れは次のとおりです。
- 訪問 → 撮影 → 編集
- 打ち合わせ → 絵コンテ → 材料の購入 → スタジオ手配 → 撮影 → 編集・納品

「どう見せれば伝わるか」を考える人
教材内のインタビューで、太田代表は子どもたちに向けて「レストランなどのWEBページや、メニューの写真を撮影しています。写真で人の役に立ちたいと考え、食品関係の会社を辞めて、自分で会社を立ち上げました。」と語っています。あわせて、撮影の位置や角度が少し違うだけでも料理の伝わり方が変わること、最後まで諦めずに取り組める人に向いている仕事であることも伝えています。
同社は、フードカメラマンを単に「きれいな写真を撮る人」ではないとしています。その料理の魅力は何か、誰に届けたいのか、どう見せれば「食べてみたい」と感じてもらえるのか。そうしたことを考えながら、写真という手段で課題を解決する仕事でもあるといいます。

食品の仕事と写真が結びついて生まれたキャリア
太田代表は、食品商社に約10年間勤め、商品企画・開発・営業など食品ビジネスに携わってきました。その後フードカメラマンへ転身し、株式会社Light & Greenを設立。現在は企業や飲食店の商品・料理撮影を手がけるほか、全国約140名のフード撮影ネットワークを構築し、全国各地での撮影にも対応しています。
今回の掲載で特に子どもたちに伝えたいのは、「今知っている職業だけが、将来の選択肢ではない」ということ。太田代表自身も、子どもの頃からフードカメラマンを目指していたわけではなく、食品の仕事で得た知識と写真を組み合わせたことで、今の仕事につながったそうです。
太田代表は「子どもたちには、今知っている職業の中から将来を選ばなくてもいいんだよ、と伝えたいです。好きなことや得意なこと、これまで経験してきたことを組み合わせることで、まだ名前のない仕事だってつくれるかもしれません」とコメント。教材を見た子どもたちが「こんな仕事もあるんだ」「これ、ちょっと面白そう」と思ってくれたら、とても嬉しいと話しています。
地域の子どもたちが将来を考えるきっかけづくりへ
同社は「写真が好き」「料理が好き」「ものを作ることが好き」「誰かに何かを伝えることが好き」という子どもたちに、「好きなことを組み合わせて、仕事をつくることもできる」と知ってもらいたいと考えています。今回の掲載をひとつのきっかけに、撮影の仕事にとどまらず、地域の子どもたちがクリエイティブな仕事や食に関わる仕事を知り、自分の将来について考える機会づくりにも関わっていくとしています。


