本文へスキップ

子どもとの毎日を、楽しさを届ける

「最終回は気づかないうちに終わっていく」 花王「家族と愛とメリット」の言葉とイラストが一冊の本に

「最終回は気づかないうちに終わっていく」 花王「家族と愛とメリット」の言葉とイラストが一冊の本に

株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社Gakkenは、2026年10月22日に本『最終回は気づかないうちに終わっていく』を発売しました。花王「家族と愛とメリット」のCM・交通広告シリーズで紡がれてきた言葉とイラストを、再構成した一冊です。

子どもと手をつないで歩く帰り道や、何気なく交わす「いってきます」と「おかえり」。忙しい毎日の中では見過ごしてしまいそうな家族との“なんでもない時間”が、振り返ったときには、かけがえのない宝物になっている――。広告として多くの人の心を動かした言葉とイラストを、ページをめくりながら“自分のタイミングで何度でも”味わえる一冊として届けます。

▲中面・表題作「最終回は気づかないうちに終わっていく。」
▲中面・表題作「最終回は気づかないうちに終わっていく。」

「こんなんオンオン泣くよ」SNSで広がった共感

2024年、ある交通広告がSNSで大きな反響を呼びました。にこにこ顔の親子のお風呂での風景を描いたイラストに、「最終回は気づかないうちに終わっていく。」というコピーが添えられた広告です。広告の写真とともに投稿された「こんなんオンオン泣くよ」というコメントには多くの共感が集まり、次のような声が次々と寄せられました。

  • 「子どもとの毎日を思い出した」
  • 「親になった今だからこそ胸に刺さる」
  • 「何気ない日常がいちばん尊いことに気づかされた」

この広告が、花王「家族と愛とメリット」の交通広告でした。反響の連鎖はさらに続きます。「家族と愛とメリット」のCMシリーズでは、イラストレーター・ニシワキタダシさんによるやさしいイラストに、1990年代から2000年代の名曲を子どもが歌う演出が重ねられています。新シリーズが公開されるたびに話題になってきました。

▲中面「遠くまで行ってほしいし、ずっと近くにいてほしい。」
▲中面「遠くまで行ってほしいし、ずっと近くにいてほしい。」

くり返される毎日の中にある、家族の姿

このシリーズが一貫して描いてきたのは、特別な記念日ではありません。朝に眠そうな子どもを起こすこと、一緒にごはんを食べること、転んで泣いた子どもの手を握ること、「ただいま」と玄関を開けること、実家に帰ってお風呂に入ること。日々くり返される家族の姿です。

どれも、今日が終わってもいつまでも続くように思える時間です。けれど子どもは少しずつ成長し、親も年を取ります。手をつなぐ時間も、「みて!みて!」と呼ばれる回数も、気づかないうちに少なくなっていきます。本のタイトルには、そうした家族の時間へのまなざしが込められています。どこにでもある家族の物語のように見えて、なぜか自分の思い出の扉が開かれるような気持ちになることも、シリーズの魅力とされています。

広告のコピーは、クリエイティブチームの非常に個人的な思い出から着想を得たものです。テキストとビジュアルになって世に出ると、「子どもの成長と重なり、何度見ても涙があふれる」といった反響が広がりました。そうした想いを伝え合ったSNSにも、温かい空気が流れたといいます。

「最終回は気づかないうちに終わっていく」 花王「家族と愛とメリット」の言葉とイラストが一冊の本に

手のひらでじっくり読むための本づくり

書籍化にあたっては、「家族と愛とメリット」に登場した言葉とイラストを、手のひらの中でじっくり読める一冊として大切に編み直しています。CMや交通広告とも少し違って、本はページをめくる速さも、立ち止まる時間も読み手に委ねられます。その時々の気持ちに寄り添いながら、自分のペースで“何度でも”読み返すことができます。

この「手のひらの中でじっくり読める」というイメージは、本の造りにも反映されています。大きさは手のひらに収まる、こぶりなサイズ感にこだわりました。手になじんで開きやすいよう、表紙のボール紙も極限まで薄くしています。色合いは、遠くから眺める広告とは異なり、目の前で見ることを前提に調整されました。すでに世に出ている広告やCMよりも、淡くやさしいトーンになっています。身近にそっとある、あたたかな家族の物語の世界観をよりリアルに伝えるため、何度も試行錯誤が重ねられました。

作は、コピーライター/クリエイティブディレクターの栗田雅俊さん、アートディレクターの関戸貴美子さん、コピーライター/CMプランナーの早坂尚樹さんです。いずれも、近年の仕事に花王「家族と愛とメリット」があります。絵は、書籍・広告・漫画・グッズなど幅広く活動するイラストレーターのニシワキタダシさんが手がけています。忙しい毎日の中で、家族のことを考える余白は意外と少ないものです。今日の「いってきます」と「おかえり」を少しだけ丁寧に味わいたくなり、今しかない瞬間を大切にしてみたくなる。そんな気持ちに寄り添う一冊として送り出されています。

書籍情報

  • 書名:『最終回は気づかないうちに終わっていく』
  • 作:栗田雅俊、関戸貴美子、早坂尚樹
  • 絵:ニシワキタダシ
  • 定価:1,760円(税込)
  • 発売日:2026年10月22日
  • 仕様:135×188mm/64ページ
  • 電子版:あり
  • ISBN:978-4-05-407097-4
  • 発売:株式会社Gakken

出典:株式会社 学研ホールディングス