子どもが不登校になったら仕事は続けられる?在宅勤務なら「両立しやすくなると思う」68.3%

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス)が、『不登校と仕事』をテーマに、お子さんがいる就労志向の女性を対象としたアンケート調査を行いました。有効回答数は265件です。

不登校の経験「ある」は21.9%、両立は「難しい」が85.6%
まず「お子さんが不登校になった経験をお持ちですか」という質問には、21.9%が「ある」と答えました。続いて、子どもが不登校になった場合に仕事と両立できるかどうか、その印象をたずねたところ、「難しい」と答えた人は85.6%にのぼりました。
この結果について、しゅふJOB総研 研究顧問の川上敬太郎さんは、子どもの年齢や不登校の理由などによっても変わってくると思われるとしながら、仕事に影響が出ると考えている人が多い様子がうかがえると述べています。
「希望の仕事はあきらめることになる」が最多
子どもが不登校になると自分の仕事にどのような影響があると思うかを聞いた質問では、次のような回答が上位に挙がりました。
- 希望する仕事に就くことはあきらめることになる:52.1%
- 就職しても仕事を長く続けることが難しくなる:47.9%
- 就職活動に十分な時間を確保することが難しくなる:44.5%
川上さんは、ここから母親自身の仕事よりもお子さんのサポートを優先しようとする姿勢が垣間見えるとしています。
在宅勤務なら「両立しやすくなると思う」68.3%
一方で、不登校になった際に在宅勤務ができれば仕事と両立しやすくなると思うかという問いには、「思う」と答えた人が68.3%で、7割近くに及びました。

自由回答に寄せられた声
自由回答には、在宅勤務を求める声が多く集まりました。40代のパート・アルバイトの方は、家庭を優先して働きたいため、不登校になった場合は仕事がおろそかになると想像するので、在宅ワークは助けになると回答。30代のパート・アルバイトの方からは、外に出て働くより家で仕事ができたほうが子も親もお互いに安心できるのでは、という声もありました。また、40代のその他の働き方の方は、子どもを1人にできないため在宅ワークを探しているものの、なかなか見つからないと明かしています。
実際に不登校を経験した家庭からの声もあります。在宅の仕事をしていたため仕事は継続できたものの、子どもと話したり、病院に行ったり、各種サポートを手配したりするには時間と手間がかかり、仕事を減らすしかなかったという40代のフリー・自営業の方は、出社する形の勤務であれば辞めざるを得ないと感じたそうです。ほかにも、不登校の子どもの居場所があると助かるという声や、夫婦ともに負担を担うべきだという意見、さらに不登校だからといって親がずっとついている必要はなく本当に必要な関わりを大事にすればいい、という考えも寄せられました。

研究顧問が指摘する職場の柔軟な環境
川上さんは、自由回答に在宅勤務を求める声が多かった一方で、不登校に限らず子育ての中で仕事についてあきらめてきたことがたくさんあるという声も聞かれたと指摘しています。お子さんが低年齢の場合など、家に一人で置いておくことが難しい状況もありえるとし、在宅勤務や短時間勤務といった柔軟性の高い環境を職場が提供できるかどうかで、仕事の続けやすさは大きく変わってくると考えを示しました。
調査はインターネットリサーチ(無記名式)で、2026年9月17日(木)から2026年10月4日(日)まで実施。対象は、ビースタイル スマートキャリア登録者と求人サイト『しゅふJOB』登録者で、有効回答者数はお子さんがいる女性265名です。
出典:ビースタイルグループ


