自分のプログラムでドローンが飛ぶ 教育用ドローン「CoDrone EDU」、販売開始から4年足らずで全国150校以上に導入

HDL合同会社が教育機関向けに販売している教育用ドローン「CoDrone EDU」の導入実績が、2026年10月時点で全国150校以上となりました。販売開始は2022年12月です。以来、同社と代理店を通じて導入が進められてきました。
活用の場は、高校をはじめ小学校・中学校・大学、さらに自治体や民間教育機関など、幅広い教育現場に広がっています。なお、全国150校以上という数字は、HDL合同会社および同社代理店を通じた導入実績(2026年10月時点)です。

「飛ばす」だけではない、考えて試して直す学び
HDLが目指しているのは、「ドローンを飛ばす授業」をただ増やすことではありません。子どもたちが自分で考えてプログラムをつくり、実際にドローンを動かしてみます。思い通りに動かなければ原因を考えて修正し、もう一度試します。こうした「考える・試す・改善する」という学びを、全国の教育現場へ広げていくことが同社の狙いです。
CoDrone EDUを使った学習では、自分のつくったプログラムの結果が、離陸・移動・旋回・着陸といった実際の動きとして目の前に現れます。「なぜ思った場所に飛ばなかったのか」「どの数値を変えればよいのか」。児童・生徒は動きを確かめながら原因を考え、プログラムを修正していきます。その過程で、プログラムと実際の動作を結びつけて学べるのが特徴です。
学習はブロックプログラミングから始められ、学習段階に応じてPythonへと発展させることができます。そのため、小学校から高校・大学まで、授業の目的に合わせて活用できます。画面の中だけで完結しない、実機を使ったプログラミング学習を実現する教材です。

機材の導入から授業づくりまでサポート
HDLは学校向けカリキュラムの開発にも取り組んでおり、授業時間や児童・生徒の学習段階に合わせた教材・授業を提案しています。要望に応じて、教員向け研修、出前授業、教材提供、導入後の活用支援にも対応しています。機体の操作方法だけでなく、授業の進め方やプログラミングの指導など、教育現場で活用するための準備を支援しています。
また、教育機関とつながりを持つ代理店とも協力し、導入提案や販売を進めてきました。機材を届けるだけでなく、学校が授業に取り入れやすい環境づくりを大切にしているといいます。

学んだ先には挑戦の舞台「ドロカツ」も
HDLは2023年、学生向けのドローン操縦・プログラミング大会「ドロカツ」を立ち上げました。これまでの大会参加者は延べ260名、体験会参加者は延べ450名に達しています。2026年9月には「一般社団法人日本ドロカツ協会」を設立し、大会運営を新たな体制へ移行しました。
HDLが「学ぶ環境」を広げ、日本ドロカツ協会がその先の「挑戦する舞台」をつくるという役割分担です。学んで終わりにするのではなく、学んだことを実践し、次の目標へ挑戦できる環境づくりを進めています。
さらにHDLは、学校向けの授業支援やカリキュラム開発に加え、子ども向けドローンプログラミング教室「D-TYPE.」も運営しています。学校と教室の両方で学ぶ機会を広げ、その先にある「ドロカツ」という挑戦の場へつなげる取り組みです。同社は今後も学校・自治体・教育関係者とともに、子どもたちが実機に触れ、自ら考え、挑戦できる学びを全国へ広げていくとしています。
出典:HDL合同会社


