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遠方入院の子どもと家族を支える「交通費支援」が対象拡大!年収制限も緩和され、より多くのご家庭へ

遠方入院の子どもと家族を支える「交通費支援」が対象拡大!年収制限も緩和され、より多くのご家庭へ

サービスの概要

  • どんなサービス?
    遠方の医療機関で長期入院や検査入院をする18歳未満のお子さんと、そのご家族への交通費支援です。お子さんとご家族が離れて過ごす期間、会いに行くための交通費の経済的負担を軽減することを目的としています。

  • 何が新しくなったの?

    • 対象臓器移植の拡大: これまでの心臓・腎臓移植に加え、肺、肝臓、膵臓、小腸、眼球の移植も新たに支援対象となりました。

    • 年収制限の緩和: 世帯年収900万円未満(給与所得世帯)または所得650万円未満のご家庭が対象となり、以前よりも間口が広がりました。

  • 対象となるお子さんとご家族

    • 申請時のお子さんが18歳未満であること。

    • 臓器移植の手術等のための長期入院・検査入院であること(心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、眼球の移植が対象)。

    • ご自宅から病院まで片道100km以上離れていること。

    • 世帯年収900万円未満(給与所得世帯)または所得650万円未満であること。

    • 主治医の先生からの紹介があること。

    • 病院・ご自宅ともに国内に限ります。

    • 詳細は公式情報をご確認ください。

  • 支援内容・価格
    1家族あたり年間最大5万円の交通費が支援されます。利用者の費用負担はありません。

  • 提供期間
    2026年9月1日より対象が拡大されています。支援は1月~12月の1年間で上限5万円です。対象となる交通費は、申請日から遡って6か月以内のものが対象となります。

  • 利用方法
    本制度は、まず主治医の先生が医療機関向けフォームへ登録し、その後、キープ・スマイリングからご家族向けの案内が送られる仕組みです。ご希望の場合は、まず主治医の先生にご相談ください。

笑顔の母親と子供、支え合う手、そして病院でタブレットを使う子供の3つのシーン。家族の絆や医療環境での生活、そして希望を感じさせる写真です。

遠方入院が家族にもたらす負担

高度で専門的な医療が必要な子どもたちは、治療を受けられる医療機関が限られているため、自宅から遠く離れた病院に入院することが少なくありません。特に臓器移植などの治療では、自宅から病院まで片道100km以上離れた場所へ通うケースもあります。入院が長期化すると、子どもと付き添う保護者、そして自宅に残るきょうだいが離れて暮らすことになり、以下のような経済的・精神的負担が生じます。

  • 入院中の子どもに会いに行くための交通費が繰り返し発生する。

  • 付き添っている保護者が、きょうだいや家族に会うために一時帰宅する際にも費用がかかる。

  • 新幹線や飛行機だけでなく、自家用車の場合でも高速道路料金やガソリン代がかさむ。

  • 入院が長期化するほど、交通費の負担が積み重なる。

キープ・スマイリングに寄せられた声の中には、「交通費の負担を理由に面会の頻度を調整している」「きょうだいのもとへ帰る回数を抑えている」といったものもあり、家族の交流機会が減少してしまう実情がうかがえます。

支援対象の拡大について

キープ・スマイリングは、このような「見えにくい負担」を少しでも軽くし、子どもと家族がつながり続けられる環境をつくりたいと考えています。2026年2月に心臓移植・腎臓移植を必要とする子どもの家族を対象に始まった「家族をつなぐ交通費支援事業」は、開始後半年で16件の支給につながり、「これまでにない支援で助かった」「帰宅する際の経済的負担が軽減した」といった声が寄せられています。

しかし、遠方で治療を受ける子どもと家族が抱える移動負担は、心臓・腎臓移植に限りません。そこで今回、より多くのご家族にこの制度を知っていただき、必要なときに利用していただけるよう、対象をすべての臓器移植に広げ、年収制限も緩和することとなりました。

「家族をつなぐ交通費支援」概要

  • 対象となる交通費
    電車、新幹線、飛行機等の交通費、高速道路料金、ガソリン代

  • その他

    • 原則として領収書等、支出を確認できる書類が必要です。

    • 詳細な対象条件や申請方法については、以下のリンクからご確認ください。

理事長からのメッセージ

白い背景を背に、笑顔でこちらを見つめるアジア人女性のポートレートです。短めの黒髪で、白いシンプルなシャツを着用しており、明るく親しみやすい雰囲気を醸し出しています。

認定NPO法人キープ・スマイリングの理事長である光原ゆき氏は、遠方の病院で治療を受ける子どもとそのご家族にとって、交通費は決して小さな負担ではないと語っています。「子どもに会いたい。きょうだいのもとにも帰りたい。本当はどちらも大切なのに、交通費がかかるから、帰る回数を減らす、面会を控えるという選択をせざるを得ないご家族がいます。子どもの治療が長期化するほど、その負担は積み重なっていきます。」と、ご家族の心情に寄り添っています。

今回の対象拡大により、これまで制度を届けられなかったご家族にも、この制度をご利用いただけるようになりました。距離や経済的な事情によって家族との時間をあきらめることのないように、家族がつながり続けるための支援をこれからも続けていくとのことです。

認定NPO法人キープ・スマイリングについて

認定NPO法人キープ・スマイリングは、入院中の子どもに付き添う家族を支える団体です。全国の付き添い家族への食支援・物資支援を中心に、付き添い環境の改善に取り組んでいます。

団体ウェブサイト:https://momsmile.jp

遠方での治療は、お子さんご自身だけでなく、ご家族にとっても大きな負担となります。このような支援制度があることを知り、必要な時に活用できるよう、詳細は公式情報や専門家の情報を確認のうえ検討してくださいね。